今晩は。新居昭乃です。 明日は勤労感謝の日で、お休みなので。 お休みの人も多いと思いますけど。一緒に夜ふかししましょう。 ひとつだけお便り紹介します。 「この番組では、よくリスナーの方々が お勧めの本を紹介されていますが、 今回僕はお勧めの映画を紹介します」 っていう。たかひろくん17歳。 「1987年、西ドイツ、フランスの合作でタイトルは 『ベルリン天使の歌』。監督はビムベンダースという方です。 現在映画館で『シティオブエンジェル』という作品が上映してますが、 これは本作品をリメイクしたものです。 すごく詩情溢れる美しい映像が見物です。 ストーリーは人間に恋をし、ついには人間になってしまう 天使の物語というもの。この季節にぴったりな一作です」 あ、もう、その通りなので。 ほんとにロマンチックな素敵な映像の映画ですので、私からもお勧めです。 たかひろくん、ありがとう。 さてさて。今日ですね、ご紹介したいアーティストは、 実はKC'sという二人組なんですけれども。 KC'sというのは、今年の夏、Viridian Houseにも遊びに来てくれた、 元ピチカートファイブの高浪敬太郎さんが結成したユニットなんですけど。 もう一人の方は鈴木智文さん、CHiBUNさんでいいのかな。 CHiBUNさんと敬太郎さんの二人で、KC'sというユニットなんですが。 敬太郎さんと言えばですね、毎晩のようにメールで話をしているので。 なんかずっともう会ってないんですけど、会ってない気がしなくて。 お互いにだいたい今何をやってるかっていうことくらいは 把握している間柄のお友達なんですけど。 あの、だからこのアルバムを創るときもね、ずっと話を聞いてたんですけど。 なんか素晴らしい、ほんとに音楽が好きで始めたっていう感じがすごく出てる 力作と思うんですけど。 力の抜けた力作と言えましょう、という感じなんですが。 そのKC'sが、『バンガロー・メタルヘッズ』というタイトルで リリースしました。 今日はその中から1曲お届けしたいと思うんですが。 その前に、敬太郎さんからコメントいただいてますので、 まずはそちらの方お聞きください。 「今晩は。高浪敬太郎です。 昭乃ちゃん今晩は。御無沙汰してます。 えっと、以前……といっても夏くらいですか。 この番組に一度出させていただいたんですけども。 その時に告知していた通り、僕と相棒のCHiBUNさんのユニット KC'sのアルバムが出来上がりました。 夏にレコーディングに行ったんですけども。 行ったというのはどこに行ったかというと、 那須高原という、うちの会社の別荘があるところに行ったんですね。 そこに機材を持ち込みまして、 いわゆるホームレコーディングというのをやってきたんですけども。 人よんで山小屋系といわれております。 渋谷系でも、???渋谷系でもなくて、山小屋系と呼ばれています。 そこでみんなでご飯つくったり、温泉入ったり、 寝食をともにしながらつくりあげたアルバム。 タイトルはですね、『バンガロー・メタルヘッズ』というんですけども。 もう、レコード屋さんには並んでます。 で、念のため、この『バンガロー・メタルヘッズ』に関しての お問い合わせ先をここで言っておきますね。 えっと。スプリーレコード、東京03-5474-0455、 東京03-5474-0455スプリーレコードまでお問い合わせください。 えーと、今日、おかけする曲はですね。そのアルバムの中から、 『weekend』という曲をかけようと思うんですけども。 偶然、ピチカートファイブの新曲と同じタイトルになってしまって。 小西さんがどういう意図でそういうタイトルにしたかはわかりませんが。 ま、週末、weekend、週末というのはすごく楽しい、 楽しみなものでもあるんですが、字をちょっと変えると、 終末論の終末にするとちょっと不穏なとこもあって、 そのへんも聴いて、あの、楽しむってわけじゃないけど、 ぜひ聴いてみてほしいところです。『weekend』です。 僕とCHiBUNさん、いわゆるKC'sはですね。 マジカルコネクションというプロダクツチームをやってまして。 そのマジカルコネクションが、実はホームページを持っています。 そこにいくと、KC'sのいろんな情報とか、 音楽に関するいろんな話が載っている楽しいページですので、 是非行ってみてください。 そのホームページアドレスを行っておきます。全部小文字です。 http://ux01.so-net.ne.jp/~sazae/ (http://ux01.so-net ソネットですね。.ne.jp/ それから波線、あのふにゃふにゃってしたやつ、波線、 sazaeサザエです) もう一回言います。 http://ux01.so-net.ne.jp/~sazae/ です。忘れた方は、僕の、高浪敬太郎という名前とかで検索して いただけると、多分ここに行けると思います。 それではKC'sの『バンガロー・メタルヘッズ』 よろしくお願いします。高浪敬太郎でした」 え、あのー、そのホームページは、 喫茶店にこっちがお客さんで行ったみたいな感じになれる、 居心地のいいホームページですので是非覗いて見てください。 それでは、ミニアルバム、バンガローメタルヘッズの中から、 『weekend』聴いてください。 曲1: weekend やっぱり、音とかかっこいい、さすがって感じの敬太郎さんとCHiBUNさんの ユニットKC'sのミニアルバム、『バンガロー・メタルヘッズ』の中から 『weekend』聴いてもらいました。 このアルバムの中で、一番最初に聴いたときにすごく心惹かれたの、 一番最後の曲なんですけど。『緑の季節』っていう曲で。 「名もない森の中で君と暮らせたら。 静かに笑って寝返りひとつ。 僕は夢の途中へと落ちてくまた落ちてく」 っていう歌なんですけど。 なんか。……森の中でね、君と二人なら迷子になってみてもいいななんて。 帰れなくってもいいかな、みたいな。そういう詩なんですけど。 きゅ〜んみたいな。こんなこと言われてみた〜い、みたいな ちょっと気持ちになってしまいました。 是非、皆さんもお手に取って、みてみてください。 すごくいいアルバムです。 って感じで。……葉書を読もうかな。 えっとね。みかんちゃん。 「昭乃さんはじめまして。 先日、このラジオでリクエストで、『VOICES』が流れてましたよね。 私もCD持ってるんですけど、久々に聴いたので思わず 涙しちゃいました。昭乃さんが涙しちゃう曲、何かありますか?」 っていうお葉書だったんですけれど。 えっとね。最近でね、ラジオから偶然流れた、 Charaの『ミルク』っていう曲に泣いちゃいました。 まだね、ツアーする全然前で、 『ミルク』を聴いたのもそれで2回目だったんですけど。 1回目はなんかかっこいいって思ってたけど、 2回目ちゃんと聴いたときになんかね、わけもなく、 歌詞がすごくわかったわけでもないんだけど。 あの、涙が出ちゃって。 私の場合、泣き虫なんでたくさんあるんですけど。 一番最近は『ミルク』だったかなって感じです。 えー、というわけで、お葉書もいろいろ、ありがとうございました。 番組では、あなたからのお便り、大募集です。 宛先は、郵便番号336-8579 Nack5 Virtual Adventure East Viridian Houseの係までです。 えーなんでもいいですので、また送ってください。 さて、この後は坂本真綾さんの登場です。 まだまだ聴いてて下さいね。 新居昭乃のViridian House、今夜はここまで。 では又来週。お元気で。