今晩は、新居昭乃です。 Viridian Houseへようこそ。 えっと、授業が早くあるものから宿題を片付けている人が多い、 今日この頃だと思いますけど。 や、まぁ私はずっと学生の頃そうだったので。 みなさんは、どんな9月をお迎えでしょうか? そんな私がお届けする、Viridian House、今夜もいろんな人が 遊びに来てくれているようです。 ペンネーム、はむいちくん 「人間は忘れて生きる動物ですね」 なんて(笑)いう出だしなんですけれど。 「初めてコンタクトを入れたとき、 メガネのフレームにしばられない世界の広さも初めて。 髪を染めたときの新鮮な自分の顔も。 シシトウの種を食べたときの辛さも。 なぜ急にそんなことを思ったのかと言うと。 この前、小学校の頃の友人にたまたま出会い、 声をかけられたのですが、 その人の名前が思い浮かばず、 『やぁ』とだけいってごまかしたのです。 すごく悲しいことでした。 そんなこともあって、 昭乃さんのライブの感動も忘れてしまうんだろうかと不安になり、 頭にカツをいれている今日この頃」 なんていう。(笑) や、あの、忘れて生きている動物っていわれると、 もうそれって新居昭乃っていう名前なんじゃって思うくらい、 私はほんとに、忘れ物の女王と小学校1年のときから言われて、 忘れ物失くし物に関しては私の右に出る人はいないんですけれども。 このはむいちくんも最後に 「んー、ごめんな、さかもとくん」 って書いてあって(笑) 後で思い出したのね?偉い偉い。 なんかそう、あの、自分で思い出さないと、 どんどん記憶の引き出しのふたがしまっていって、 二度と開かなくなるっていうんで。 よくね、あの、 『なんだっけ、ほら、あれあれ』 って言っているときは、絶対に人に教えてもらわないで、 自分でその引き出しを開けるようにしましょう。お互いに。 でですね、質問がいくつか来ているので 簡単にお答えしようかなと思うんですけど。 これはちょっとぎくっとする質問なんですが。 すなふきんちゃん。 「たしか、この前のライブで、 今年中にアルバムを出したいとおっしゃってましたよね。 今どのくらいまで製作は進んでいるのでしょうか? 僕も首を長くして待っているので、 よい曲創って驚かせてくださいね〜」 なんて言われているんですが。 今年中にアルバムを出すっていうことは、もう絶望的です。 ほんとみなさん私、約束を守れなくて、本当に申し訳ないんですけれども。 どのくらい進んでいるかって言われても、すごく微妙な感じなんですが。 ま、あの、進行中である、とだけお答えしておきます。 次はですね、まるおくん。 私がライブで紹介した、坂口安吾の『桜の森の満開の下』っていう話をして。 これはね、Viridian Houseのリスナーの人に教えてもらった本なんだけど。 それをまたライブで言ったら、まるお君が読んでくれて。 なんか、 「背筋がぞくぞくして、でもあたたかい、 そんなところが好きです」 っていうことを書いてくれたんですが。 「昭乃さんの曲もそんな感じがして大好きです。 昭乃さんは作詞に関して何かこだわりを持ってますか?」 って質問なんですが。 うんと、あえていうと、自分で唄ってて、恥ずかしくない詞(笑) が最低限ですね。なんていうかな。 あんまり自分の、やっぱり日常のこととかは、あえてこう、 そのまんま詞にして人に伝えたいとは思えないんですけど。 ま、日常で感じたことを、あの、なんていうのかしら。 ほんとに日常そのものじゃないんだけど、 日常通して感じる、こう、ちょっと向こう側の世界、っていうかな、 そういうものを詞にしていきたい、っていう風に思っているんですが。 ちょっと答えになったかな? 後はね、天秤座娘ちゃん。 「昭乃さんはどうして今の音楽活動をするようになったのですか? そのあたりのいきさつをぜひ教えてください。 よろしくお願いします」 簡単に言うと、ちっちゃいときからずっと曲創って唄ったりしてたんだけど。 ま、そうやって自然にやっているうちに、友達が出来てきて。 友達がどんどん就職したりして。 音楽業界にもいたりとか。そいでなんか、 自然に仕事になるようになっちゃったって感じなんですけど。 うん、まぁ、どうしても音楽で仕事したい、って思ってたわけじゃないんで。 こう自分から積極的に音楽の仕事していくには どうしたらいいのかっていうのは、私の経験では言えないんですけれど。 ま、えっと、コンテストに出たりとかは、 みんなと同じようにしていました。 でもそれが直接デビューのきっかけになったわけじゃないし。 なんか、ぼんやりしている間にこういう生活をするようになりました。 天秤座娘ちゃん、音大に行っているのね。 なんか、もし音楽の仕事とかして、どっかで会えると楽しいですね。 ここでですね、ひとつ音楽を聞いていただきたいと思うんですが。 えーと、ま、誰にでも、なんでかわかんないけど、 別にこの人の音楽が特に好きっていうわけじゃないんだけど、 歌声を聴くと全て素敵に思えてしまうっていう アーティストがいるんじゃないかと思うんですが。 私にとってのそういうアイドル的なボーカリストを、 今日は特に、特別に聴いて頂きたいと思います。 ちょっとみんながっかりしないでね。 では聴いてください デュランデュランの『オーディナリーワールド』 曲1: Ordinary World/Duran Duran 93年のアルバム、デュランデュランに収録されたナンバーで、 名曲、オーディナリーワールドを聴いてもらいました。 ちなみに、ボーカリストの名前は、サイモン・ルボンです。 もう(微笑)これ以上コメントはしません。 えっとですね。夏の思い出の一ページって感じのお葉書が。 ひろりんちゃん。 「この間私は面白い出来事に遭遇しました。 それは私が珍しく早起きした日、 どこからか、かさかさという音が聞こえて来たんです。 もしかしたらとうとううちにもゴキブリが発生しちゃったのかなと 不安に思いながら、その音がするところを捜してみると、 どうやらそれは、いらなくなって、たたんで壁にたてかけておいた 段ボールの中からきこえてくるようなのです。 そこで中にいるなぞの物体が落ちないように、 手で段ボールをしっかりはさんで、ベランダにすばやく 慎重に持っていきました。 そして、段ボールを振ってみると、 やっぱりなんだか落ちてきました。 なんだと思います? なんと、クワガタだったんですよ。 ゴキブリじゃなくてよかったけど、 なんで私の部屋にクワガタが?って感じです。 どこから入ってきたのか、今だにわかりません。 でも、クワガタを間近で見たのは久しぶりだったので、 なんだかちょっと得した気分。 もちろん、御騒がせクワガタ君はすぐに釈放して 自由にしてあげましたよ。へへへへへ」 私も小さい頃は樹の幹に、クヌギの樹がいいんですよね。 ジャム塗って、明け方あの、カブトムシとか来てるかな?なんて 友達と一緒に行ったりしました。 でもそれ以来、クワガタとかほんと、たまにね、 猫とか犬とかデパートの屋上に見に行ったりするんですけど。 そのときに通りかかって、虫とか見たりするぐらいで。 自然にいるクワガタとかカブトムシとか、全然見てないかもしれない。 この間、前お話した猪苗代の方に行ったときに、 バッタは見たんですけどね。 後は、くまのぷーちゃん。 「この間、緑の指の話をしてて、ふと思ったんですけど。 植物を育てるのがお上手な方を『緑の指先を持つ人』ならば、 楽器が上手に、というか、とにかく弾ける人の指先にも 名前があったら素敵だと思いませんか? 私は、ピアノや、弦楽器を弾く人の指って とってもきれいだとおもうんです。 単に指フェチなのかもしれないんですけど。 そこで私、勝手ながら名付けました。 『天上の指先』なんていかがでしょう。 音楽は私たちを天上に連れてってくれるから 結構はまっているのでは、と。 昭乃さんだったらなんて付けますか? 私のこだわりとしては、天国とせずに天上としたところでしょうか」 っていう。 なんて素敵な名前を見つけたんでしょう? なんかあの、そうですよね。ギターを弾いている人とか、 チェロ弾いている人とか、ピアノ、ばりばり弾いている人とかの指って ほんとに、働く指っていうんでしょうかね。 とっても素敵だと思いますけど。 私たちの間では、黄金の指と。 菅野ようこちゃんの指とかは黄金の指と呼ばれていますが。 天上の指と言ったほうが、ようこちゃんの指にもあうような気がします。 とても素敵なお葉書ありがとう。 というわけで、いろいろな方が遊びに来てくれて、ほんとに うれしいんですが。まだ遊びに来てない人も是非遊びに来てください。 お便りの宛先は、郵便番号336-8579 Nack5 Virtual Adventure East Viridian Houseの係までです。 なんでもいいのでね、このようなことをつらつらと書いて送ってください。 来週は、久しぶりの登場で、ZABADAKの吉良知彦さんが遊びに来てくれます。 どうぞお楽しみに。 さて、この後はハミングバードさんのロッキーズカフェです。 まだまだ聴いてて下さい。 新居昭乃のViridian House、今夜はここまで。 ではまた来週。お元気で。