こんばんは。お元気でしょうか。 え、あの、みなさんご存知のように。 今日は、渋谷のON AIR EASTというとこでライブをしてきました。 新居昭乃です。いかがお過ごしでしょうか。 私のライブの方に来ていただいた方は、ほんとにありがとうございました。 ということでですね。 もちろん、今年の夏と秋と、発売した、 「空の森」と「そらの庭」中心のライブだったわけなんですけれども、 今日はですね、いろいろ、そういうCDを聴いて、 感想書いてきてくれたお手紙とかを紹介したいと思うんですけれども。 えーと、品川区のいとうえりこちゃん。 1曲ずつすごく丁寧に感想書いてくれて。 あぁ、こういう風に受け取ってくれたんだ、 うれしいなというお手紙だったんですけれども。 その中から一部、紹介します。 「人間の子供」 っていう曲があるんですけどね、 「そらの庭」っていう方のアルバムに。 「曲名を聞いたとき、とっさに、人の子という言葉が浮かびました。 文字どおりの意味と、 キリストが自分の事をさして言う言葉でもありますね。 今回のアルバムの中ではスケールの大きさをもっとも 感じさせる曲だと思います。 最初そっと語り掛けるように始まるのが、とてもやさしい感じで好きです。 この「あなた」に語り掛けている「私」は、 何か不思議な存在なのでしょうか。 初めて聞いたときには、 サビの部分と「帰り道が恐いのね、またぶたれるから」 という詩が印象的でした。ぶたれるという言葉には、 きっといろんな意味が込められているんだろうと、 私なりに考えさせられます。 「みんなと同じ子供、他のだれとも違う子供」 学校の授業で扱った文章に、 「私たちは、一緒に、しかし、一人で生きているのだ」 というのがありましたけど、どういう見方をするかで、 人間てほんとにいろんな面があるんですね。哲学的にも。 この曲は聴く人を慰めてくれる、やさしい曲であると同時に、 そういう避けて通れない厳しさがあることを メッセージとして伝えてくれる曲だと思っています」 っていう。 なんか、そういう風に受け取ってくれて、ほんとうにありがとう。 私、以前、あの、ま、人に言えない悩みだったんですけど、家庭の事情とかで。 まだ高校生位のとき、16、7くらいの時に。 ほんとに、誰にも言わなかったことがあったんですよ、やっぱ、家のことでね。 ほいで、ちょっと落ち込んでたりしてたんですけど。 小学校のときの同級生で、私の初恋の男の子がいて。 私が好きだったっていうだけの理由で、クラス会の幹事、二人させられてて、 彼には全く関係なかったんですけど。 いい迷惑だったと思うんですけど。 高校のときに、一回クラス会やろう、という話が持ち上がって。 初めて、小学校卒業してから、中学校一緒だったんだけど。 話したことはないわけなんですけど。 初めて高校生のときに一緒にあったんですよね。 喫茶店でいろいろ打ち合わせをしてて、 もうその頃私も、好き、とかそういう気持ちじゃなくて、 普通に話ができて、すごいよかったと思ってたんですが。 でまぁ、一通り話をし終えたときに、その彼が、 「新居さん、人間はね、みんなひとりずつなんだよ」 って行って去っていったんですよ。 で、それ私、全然その時は 「え?なんのことだろう?」 って全然わかんなくて。だいたいその言葉の意味も分からないし、 なんで突然彼はそんなことを言ったのかも、わからなかったんですけど。 何かこう、私の様子で、見て取って分かったのか、 いまだに謎なんですが、そう言われたんですよ。 それは、その言葉の意味は本当にずーっと後になってから、 今、えりこちゃんが言ったような意味で、自分で理解したんですけど。 なんでその高校生だった彼がそんなことをいったのかは、 ちょっといまだに謎で。 ちなみに今その彼は、ロボット博士になって活躍してます。 私はなんか素敵な人に初恋したな、と今でも誇りに思ってます。 きゃ〜なんて。 ちょっと恥ずかしかったです。 次の葉書は。 あとね、えっと、きむらたけし君かな。山岳地帯の岳という字の方は、 「OMATSURI」って曲を聴いて、物語を書いてきてくれたり。 あとね、みむらけいこちゃんと、ちみちゃん、ともみちゃんかな。 二人の対談リポートみたいな感じで「そらの庭」の感想も書いてきてくれてて、 すごい楽しいんですけど。 いつか、時間のある時に紹介したいと思いますけど。 そんなわけで、今日のライブの興奮がさめやらぬ、私でございますが。 ここで、すごくいい曲をね、聞いてもらおうと思います。 スザンヌ・ヴェルのイン リヴァプール 曲1:イン リヴァプール いつもなんか、ちょっと尖ったような、音を創ってくる、創ってる、 スザンヌ・ヴェルの92年の、99point9???decreaseというアルバムから、 イン リヴァプール聴いてもらいました。 え、なんか、リバプールの曇った空とかが見えてくるような、 すごい、私の好きな曲なんですけれども。 えとね、ここでですね。 すごく謝りまくっている葉書を紹介します。 こいずみじゅんじくん。大里郡の方ですけど。 「すいませんー。 週に一枚出すと誓ったのについついサボってしまいました。 さらに今週はラジオも上の空でテレビに熱中。ごめんなさいー。 では改めて。昭乃さん今晩は。 話が戻りますが、僕が熱中していたテレビというのは サッカーの最終予選なんです。 やったぜ日本とうとうフランスだってなわけで、 手抜きながら、今回おしまいです。 ごめんなさーい」 というじゅんじくん。ありがとう。 かなりあの、期を逸した話題となってしまったんですが、 なぜこの葉書を読んだかと言うと。 私も、ライブのことね、今日あったライブの事とかを考えると、 かなり、お腹痛かったんですよ。 ほいで、前、1回、予選中に、カズとロペスがイエローカードで出られなくなって、 中山と高木が新しく入りましたよね、 その時に、中山のインタビューがあったんですけど、 顔が引き攣ってて、かなりプレッシャがきついんだろうなという感じが見て取れて。 他人事ながらお腹痛いって感じだったんですけど。 そんな彼と私のプレッシャってどんなもんだろう、ってちょっと比べたりとかして、 人に聞きましたら、 「それは中山がつらいに決まってますね」ちょっと怒られるように言われて、 ま、当たり前なんですけど。 私のね、ライブごときでこんなにつらくなってるなんて。 で、中山が点を入れたら私のライブも成功するんだわなんていう、 勝手な思い込み。(笑) すごいあの、他力本願な(笑)感じでね、頑張ってきたわけで。 ほんとにでも、予選突破した瞬間っていうのは、アナウンサーも解説者も 「やったぁ」って叫んでましたけど。 日本国中がいっせいに「やったぁ」と大合唱した瞬間だと思うんですけど。 そんな歴史的な瞬間に私たちは立ち会えてほんとに幸せでした。 ってなわけで。 来週ですね、今日のライブの様子を少しでも、これなかった方にも、 お届けしたいと思いますので。 えっと、なんとか頑張ってお届けしますので、楽しみにしてて下さい。 というわけでですね、こんな私に、お便り、励ましのお便りをください。 宛先は、郵便番号336-79 Nack5 Virtual Adventure East Viridian Houseの係までです。 ポラロイド写真も撮り続けていますので、そっちの方も楽しみにしてて下さい。 この後は、ハミングバードさんのゴーゴーエレキングとまだまだ、 Adventure、Virtual Adventure East続きます。 まだまだ聴いててください。それではまた来週。 新居昭乃でした。